便潜血陽性でも怖くない!精密検査の流れと結果を徹底解説
陽性でも怖くないワケ
尾張旭市、守山区、瀬戸市の皆様、便潜血検査で「陽性」という結果を受け取り、不安でいっぱいになっていませんか?
「もし病気だったらどうしよう…」
そんなご心配は当然です。精密検査を勧められて、足がすくんでいる方がいらっしゃるかもしれません。
ですが、安心してください。便潜血陽性=必ずしも「がん」ではありません。
陽性が出ても、その多くは痔や良性のポリープが原因です。
この結果は、あなたの健康を守るために「もう少し詳しく調べましょう」という体からのメッセージなのです。
この記事では、便潜血陽性が出た時に行う精密検査(大腸カメラ)の具体的な流れと、検査結果の正しい見方を分かりやすく解説します。
検査への不安を解消し、安心して次の一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。
診療のご予約はこちら
便潜血陽性が出たら、なぜ「精密検査」が必要なの?
便潜血検査は、大腸がんを早期に見つけるための大切なスクリーニング検査です。
この検査では目に見えないごくわずかな血液が便に混じっているかを確認します。
陽性反応が出た場合、考えられる原因は以下の通り多岐にわたります。
大腸がん:早期発見が非常に重要です。
大腸ポリープ:将来的にがんになる可能性のあるものもあります。
痔:便潜血陽性の原因として最も多いものの一つです。
大腸の炎症:潰瘍性大腸炎や感染症など。
このように、陽性だからといって全てが重篤な病気というわけではありません。
しかし、自己判断で「きっと痔だろう」と決めつけるのは危険です。
出血の原因を正確に特定し、適切な処置を行うために、精密検査が必要です。
大腸カメラの流れを徹底解説!
精密検査では、主に大腸カメラ検査を行います。
これは、細いカメラを肛門から挿入し、大腸の内部を直接観察する検査です。
多くの患者様が心配される大腸カメラですが、当クリニックでは患者様の負担軽減に最大限配慮していますのでご安心ください。
- 事前準備
検査日の前に一度診察にお越しいただき、検査の詳しい説明や注意点をお伝えします。
検査前日は消化の良い食事を心がけ、検査当日は医師の指示に従って下剤を服用し、大腸の中をきれいにします。
下剤の服用方法についても、ご自宅で飲む方法やクリニックで飲む方法など、ご相談に応じます。
- 検査当日
クリニックに来院後、検査着に着替えていただきます。
ご希望の方には鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けていただけます。
検査自体は通常20〜30分程度で終わります。経験豊富な医師が、患者様の状態に合わせ、丁寧かつ迅速に進めますのでご安心ください。
- 検査後
鎮静剤を使用した場合は、リカバリールームで少し休憩していただきます。
その後、医師から検査結果についてご説明します。
検査結果の解説と、その後の対応について
異常なし(出血源が見つからない場合):
大腸には問題がないことが確認され、一安心です。
今後は定期的な便潜血検査を継続しましょう。
ポリープが見つかった場合:
ポリープの大きさや形状によっては、その場で切除することが可能です。
ポリープを切除することで、将来の大腸がん予防にも繋がります。
大腸がんが見つかった場合:
早期に発見できたのであれば、便潜血検査の目的が達成されたと言えます。
適切な治療方針を検討し、治療を開始します。
その他の病気が見つかった場合:
炎症性腸疾患など、大腸がん以外の病気が見つかることもあります。
それぞれの病気に合わせた治療を開始します。
どのような結果であっても、私たちは患者様一人ひとりの状況に合わせて、今後の治療や生活について丁寧にサポートさせていただきます。
不安は抱え込まず、私たちにご相談ください
便潜血陽性という結果は、確かに不安を感じるものかもしれません。
しかし、精密検査を受けることで、その不安は解消され、万が一病気が見つかったとしても早期に対応することができます。
尾張旭市、守山区、瀬戸市にお住まいの皆様で便潜血陽性の精密検査をご検討中の方は、どうぞお気軽に当クリニックにご相談ください。
患者様が安心して検査を受け、納得して結果と向き合えるよう、スタッフ一同、誠心誠意サポートさせていただきます。
ご予約はこちら
大腸カメラ検査について詳しくはこちら